弟の刑事事件の賠償を家族で負担した体験談

弟の成人式で…

成人式、振袖

弟が成人式の際の「伝統」で刑事事件を起こし、その賠償金を家族で支払った体験談です。
私には既に成人している弟がいますが、中学生から高校生にかけていわゆる「不良少年」という感じで、遊び仲間もそのような友達が多かったようです。
最近は成人式で暴言が飛び交うなど、様々な問題が起こっていますが、弟の成人式は大事にはならずに済みました。私の地域では成人式は出身中学校で行い、その後商店街沿いの通りを成人たちがパレードのように歩いていく行事があります。そこで不良だった成人たちがふざけて通り沿いのお店に迷惑をかけるなどをすることは毎年ありました。
弟のような不良仲間の間では、先輩がこのパレードの中で不良たちをリードする役割を何年かごとに担うそうです。弟はしばらく地元を離れていたので、そのパレードに参加することはしばらくありませんでした。

トラブルを起こし刑事事件に

ある年、弟は他府県での仕事を辞めて地元で仕事を再開したいのですが、成人式のパレードのリード役に選ばれました。パレードといっても、さすがにほとんどは不良ではない成人たちですし、不良たちも学生時代に比べたらだいぶ落ち着いている人も多かったので、通りのお店にちょっと迷惑がかかる程度のふさげしか毎年していませんでした。
しかし、兄がリード役を担った年は、なぜかパレードのゴール地点に酒の樽を用意して、ゴール地点に着いたら不良たちでそれを割って飲むという行事が追加されました。それをどうにかして事前に嗅ぎつけたのか、パレードのゴール地点にはいつもの年よりかなりのマスコミのカメラがありました。
そして、結局最後に樽割りが行われ、不良たちが酒を飲んで騒いでいました。事件はここから起こりました。弟はその不良たちを面白おかしくカメラで撮るマスコミの方々に腹が立ってきたようで、三脚を使って撮影していたカメラの一つを倒してしまったのです。これで当然、弁償しなければならないのですが、更に弟はカメラマンと口論し、警察が呼ばれて刑事事件として扱われました。

高額な賠償責任

弟はカメラのレンズを手で隠そうとしただけだったようで、本人もこんなことになるとは思ってなく、ショックを受けていました。その後、カメラについての情報が警察から伝えられましたが、何とテレビ局のカメラで、百万単位の恐ろしい額でした。
結局、家族で一丸となって頑張って賠償の責務を果たしましたが、弟にはこのような悪い意味で家族が「一丸」となる機会を与えないようにと、家族全員できつく言いました。